赤ちゃんの味覚
(協力:栄養士 櫻井奈穂さん)
赤ちゃんには本能的に好きな味と嫌いな味がある
「好きな味」と「嫌いな味」をみていきましょう
好きな味
甘味 エネルギー源の味
塩味 ミネラルの味
旨味 タンパク質(アミノ酸) の味
これらは人間が生きていくうえで不可欠な栄養素を見抜くシグナルになり、本能的に好む味とされています。
嫌いな味
苦味 毒の味
酸味 腐敗したものの味
毒物や腐敗物などを見抜くシグナルになり、これらは経験によって好んでいく味とされています。
※辛味・・・強い刺激からくる痛覚や温覚などから感じるもので五味とは異なる
(協力:栄養士 櫻井奈穂さん)
赤ちゃんには本能的に好きな味と嫌いな味がある
「好きな味」と「嫌いな味」をみていきましょう
好きな味
甘味 エネルギー源の味
塩味 ミネラルの味
旨味 タンパク質(アミノ酸) の味
これらは人間が生きていくうえで不可欠な栄養素を見抜くシグナルになり、本能的に好む味とされています。
嫌いな味
苦味 毒の味
酸味 腐敗したものの味
毒物や腐敗物などを見抜くシグナルになり、これらは経験によって好んでいく味とされています。
※辛味・・・強い刺激からくる痛覚や温覚などから感じるもので五味とは異なる
様々な食材を食べさせよう
「食べても大丈夫か?」と新しいものを警戒する行動のことを「新奇恐怖」(ネオフォビア)といいます。
必ずしもその食材が嫌いなわけではありません
好き嫌いは20回以上提供してから判断しましょう。
脳に味をインプットさせることが大切なため、慣れるまで繰り返し食卓に並べます。
ただし食べてほしいからと言って高頻度で出したり、常に手前に置いたりして赤ちゃんにプレッシャーを与えることは避けましょう。
また、食感や形状、固さも味覚形成の大切なポイントです。
美味しく食べるためには、嗅覚や視覚・温度といった五感を総動員して味わうことが必要になります。
離乳食期は味覚形成の黄金期間と言われており、味覚の幅を広げるチャンスです!
「食べたことのない味、食べなれない味」=「嫌い」
「なじみのある味」=「好き」
ということを念頭に置いて、繰り返し多くの味覚を経験させましょう。
様々な食材を食べさせよう
「食べても大丈夫か?」と新しいものを警戒する行動のことを「新奇恐怖」(ネオフォビア)といいます。
必ずしもその食材が嫌いなわけではありません。
好き嫌いは20回以上提供してから判断しましょう。
脳に味をインプットさせることが大切なため、慣れるまで繰り返し食卓に並べます。
ただし食べてほしいからと言って高頻度で出したり、常に手前に置いたりして赤ちゃんにプレッシャーを与えることは避けましょう。
また、食感や形状、固さも味覚形成の大切なポイントです。
美味しく食べるためには、嗅覚や視覚・温度といった五感を総動員して味わうことが必要になります。
離乳食期は味覚形成の黄金期間と言われており、味覚の幅を広げるチャンスです!
「食べたことのない味、食べなれない味」=「嫌い」
「なじみのある味」=「好き」
ということを念頭に置いて、繰り返し多くの味覚を経験させましょう。
離乳食の味付け
子供の味覚は大人の2~3倍と言われており、大人が薄いと思うものでも味を感じます
・6ヵ月
素材の味がメイン。出汁を2-4倍に薄めたものを使用する程度。
・7-8ヵ月
調味料をごく少量。風味付け程度に使用する。
・9-12ヵ月
大人の味付けの1/3を目安に使用する。
・1歳~3歳
大人の味付けの1/2を目安に使用する。
※濃い味付けや添加物は舌の感覚を麻痺させてしまう
離乳食の味付け
子供の味覚は大人の2~3倍と言われており、大人が薄いと思うものでも味を感じます。
・6ヵ月
素材の味がメイン。出汁を2-4倍に薄めたものを使用する程度。
・7-8ヵ月
調味料をごく少量。風味付け程度に使用する。
・9-12ヵ月
大人の味付けの1/3を目安に使用する。
・1歳~3歳
大人の味付けの1/2を目安に使用する。
※濃い味付けや添加物は舌の感覚を麻痺させてしまう
オススメ食材
栄養士がオススメする五味ごとの食品・調味料
<甘味>
ご飯 (米)
野菜・・・玉ねぎ、キャベツ
果物・・・バナナ、マンゴー、加熱したりんご
<塩味>
塩 (天然のミネラルたっぷりのもの)
醤油、味噌 (シンプルな原材料でしっかり発酵されたもの)
<旨味>
舞茸
トマト
昆布、乾燥しいたけ (出汁をとった後のものをカミカミするのもオススメ!)
鰹節・イワシ節・鯖節・煮干し粉 (より旨味を感じやすいのは粉より節)
※節系は旨味と塩味、たんぱく質とミネラルも補給できます
※とろろ昆布は旨味+酸味
<苦味>
スパイス類 (ターメリックなど) ※ごく少量
ゴーヤ、ピーマン
山菜 (あく抜きをしっかりしましょう)※8ヵ月以降推奨
<酸味>
果物・・・柑橘系、いちご、キウイ
酢 (小さな子には酸味がまろやかなりんご酢がオススメ ※ただし原料がりんごのみ)
オススメ食材
栄養士がオススメする五味ごとの食品・調味料
<甘味>
ご飯 (米)
野菜・・・玉ねぎ、キャベツ
果物・・・バナナ、マンゴー、加熱したりんご
<塩味>
塩 (天然のミネラルたっぷりのもの)
醤油、味噌 (シンプルな原材料でしっかり発酵されたもの)
<旨味>
舞茸
トマト
昆布、乾燥しいたけ (出汁をとった後のものをカミカミするのもオススメ!)
鰹節・イワシ節・鯖節・煮干し粉 (より旨味を感じやすいのは粉より節)
※節系は旨味と塩味、たんぱく質とミネラルも補給できます
※とろろ昆布は旨味+酸味
<苦味>
スパイス類 (ターメリックなど) ※ごく少量
ゴーヤ、ピーマン
山菜 (あく抜きをしっかりしましょう)※8ヵ月以降推奨
<酸味>
果物・・・柑橘系、いちご、キウイ
酢 (小さな子には酸味がまろやかなりんご酢がオススメ ※ただし原料がりんごのみ)